彼らの流儀 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1996年3月28日発売)
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本棚登録 : 917
感想 : 77
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沢木耕太郎さんの本は素敵な本ばっかり(●^o^●)

<ぐるっとひとまわり>
タイミングが重なって人生って造られていくんだろうな。自分の心の声に素直でいたら、グッドタイミングがグッドタイミングをよんで、人生は素敵なハーモニーを奏でると思う。

<ラルフ・ローレンの靴下>
自分と真摯に向き合って、自分の感覚に、ときに大胆に、ときに繊細に、考え、行動しよう。
そして、プレゼントを人に渡すときは、そのブランドのコンセプトとか、創始者の思い入れとかの背景を知った上で渡そう。きっとその想いは渡す人に伝わると思うし、その方がお洒落でしょ?

<ホットライン>
ホットラインを読んでマザーテレサの言葉を思い出した。「人がもっともつらいと感じるのは誰にも必要とされていないと感じてしまうこと。」"ホットライン"はうまくいかしたらビジネスになりそう。。。

東京タワーのてっぺんの電球は社員が年に一回替えてるなんて初めて知ったし、あの電球替えてる人がいるなんてこと、考えたこともなかったな。

「先進国から機械などを援助してもそれらは1,2年もすると、打ち捨てられてしまう。それは故障しても修理する部品も、部品を買うお金もないから。そういった土地には、金ではなく人、物ではなく技術が必要。その技術も、その土地にあるものを利用し、その土地の人が習得できるものでなくてはならない。」

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感想投稿日 : 2011年3月30日
本棚登録日 : 2011年3月30日

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