遅ればせながら読みました。
読んで感じたことを最初全く言語化できなかったけれど、解説を読んでようやく少し言語化できるようになった気がします。
特に又吉さんの読み解きの深さに救われました。
ようやく、自分が感じていたものの正体や、それでいて自分の読み解きの浅さが浮き彫りになったから。
詠み手の優しさ、彼の目を通して見た世界を今こうして追体験出来る奇跡。
口語の短歌なので、すぐそばで語り掛けてくれているようであり、励ましの歌にこんな情勢だからこそより救われている。
自らの翼で滑走路から飛び立った彼の心が今も自由で優しく美しくあれと願ってやみません。
この境地に自分は到底たどり着けませんが、少しでも近づけるよう何度も読み込もうと思う一冊です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
短歌
- 感想投稿日 : 2020年12月19日
- 読了日 : 2020年12月18日
- 本棚登録日 : 2020年12月19日
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