リスクコミュニケーションというけれど、言われている内容はふだんの仕事においても求められることではないか、と思った。会議においては、必ず異論を言うチャンスを十全に提供する、とかね。俺自身の仕事関係でも、ときどき感じることだけど一枚板というのは実は怖いものであって、みんな黙って従っているようにみえて、異論があった場合、いざ行動に出る場面で動きが鈍くなる。会議とかで異論続出した場面を経て、お互いが納得する形をつくってはじめて、行動する場面において協力して行動することができる。その過程を経ないから、上意下達とか、先輩後輩とかいって、黙って命令にしたがえ、とか、一方で言われたことしかできない的な不満が出るのだろう。
示唆に富んだ本だった。ときどき読み返したいな。特に今のような、昨日と同じパターンが通用しない状況においてはね。
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- 感想投稿日 : 2020年4月29日
- 読了日 : 2020年4月27日
- 本棚登録日 : 2020年4月27日
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