シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン (東京バンドワゴン)

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  • 集英社 (2007年5月25日発売)
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4

シリーズ2
えー!ここで終わるのぉー!
読み終わるのがもったいない。でもまだ次巻があることにホッとしている。
あまりないよね、こんな風にどんどんお話の中で時間が過ぎていくの。
なんだかご近所に住んでいる気持になる。
え、ほったさんとこのカヨちゃん中学生なの?はやーい!もうすっかりお姉さんだよねぇ。とか家で話してしまうそう。
よしもとばななの日記とちょっと空気が似てるような。
今回、お話が一気にバタバタとすすんだ。
赤ちゃん!ゴールイン!
藤島さん、カッコ良すぎる!
ずっとずっと「SHE」って、だれ?だれ?と思いつつ読んだので最後に「LOVEだよねぇ」と、しみじみしてしまった。

「LOVEのために何もかも捨ててねぇ。それでも親父のLOVEがいっぱい詰まったこの本をさぁ、六十年もの間大事にしてきたんだねぇ。」

「男の子はよ、やせ我慢ってものをしなこゃならねぇんだ。どんなに淋しくてもよ、辛くてもよ、自分一人で頑張るんだっていうやせ我慢ってやつをよ、覚えなきゃあならねぇんだよ。」
これは男の子だけじゃないんだけどね。

「男の子は男親の背中を見て育つと言いますが、女の子はあれよね、何かを見なくても感覚で女性になっていくのでしょうね。」
う!なるほど、だからウチのM5は誰に似たのかわからないけど既に女なんだわ。

冬、百科事典は赤ちゃんと共に
春、恋の沙汰も神頼み
夏、幽霊の正体見たり夏休み
秋、SHE LOVES YOU

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年8月7日
読了日 : 2013年8月7日
本棚登録日 : 2013年7月23日

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