中東から世界が見える――イラク戦争から「アラブの春」へ (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)
- 岩波書店 (2014年3月21日発売)
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感想 : 16件
「岩波ジュニア新書」という青少年向け(?)のシリーズの中のタイトルながら、私のような中東をよく知らない大人にとっても充分に読み応えがあります。
中東…アラブ、パレスチナ世界での出来事についてニュースでは耳にするものの、それぞれが「点」としてしか認識できていなかったものが「線」で繋がりました。
読後感は一言で言うと「なるほど、そういうことだったのか。そういう流れだったのか。」
最終章では、不幸にも戦乱に明け暮れることになってしまった地域の中東の人たちから見た「日本への期待」もその一端ながら提示されていて、考えさせられます。
新書というカテゴリーにおける制約と役割をともに踏まえた名著と思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年1月28日
- 読了日 : 2018年1月28日
- 本棚登録日 : 2018年1月28日
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