久しぶりの村上春樹でした。彼が、家族、特に父親について語り始めたということに興味を惹かれて読み始めましたが、読み終えて、語られていることが一体何であったのか、ぼくにはよくわかりませんでした。
自らの「老い」なのでしょうか、「父親」との「和解」なのでしょうか、近代文学との永遠の別れの挨拶なのでしょうか。
クヨクヨと考えさせる文章ではありません。むしろ、そっけないほど淡々と描かれた「身辺雑記」風なのですが、どうも怪しいという感想でした。
ブログにもクヨクヨと書きましたが、結論はありません。覗いてみてください。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202009070000/
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文学・エッセイ
- 感想投稿日 : 2020年9月8日
- 読了日 : 2020年9月8日
- 本棚登録日 : 2020年9月8日
みんなの感想をみる