ハックルベリーのお話を、子供向けの童話かなんかじゃないかと考えていらっしゃる方が多いのですが、果たしてそうでしょうか。
まあ、長大なミシシッピ川のいかだの上で、終わりなき時を暮らしているようなものですから、お忙しい大人の皆さんにはアホらしくて読めないかもしれませんね。でもね、マーク・トウェインは「トム・ソーヤーの冒険」というおはなしを、学校で「よいこ」をしている子供向けには書いているわけで、こっち、ハックルベリーね、はどうも大人向けなんじゃない買って読み終わると思うんですよ。
お仕事とか、趣味とか、人付き合いとか、まあ、何かとお忙しいこととは思いますが、一度手に取っていただくと分かりますよ。忙しく暮らしていることがいかにバカバカしいか。
柴田元幸さんの訳で初めて読み通せた割りには、えらそうな口を聞いて申し訳ありませんでした。
ブログにも、あれこれ書きました。覗いてみてくださいね。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/201905070002/
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文学・翻訳・小説
- 感想投稿日 : 2020年9月11日
- 読了日 : 2020年9月9日
- 本棚登録日 : 2020年9月9日
みんなの感想をみる