神に仕えているひとが書いた、運命についての本。
なんで自分がこんな目に遭うんだ、なにか悪いことをしたか、という疑問に対する本。
著者いわく、神が罰を与えているわけではない。神はひとりの人間に、不運をプレゼントする力はない、とあった。
万人を見ているはずの神が、ひとりの人間に対しわざわざ苦難をあたえるだろうか?というのがその理由だ。
だから、不運なことがあってもただの自然現象であって、それは神の意志ではない。
それなら、神に対して怒ったり、神の罰だと思いながらおびえることはやめよう。
そして、神に助けをもとめる。祈ることができる。
余談
下の文章を読んで、同じことを考えている自分がいた。
自分は無宗教ではあるけど、信仰心はあるんだということがはっきりとした。
自分が信じているのは、「実力の分だけ、成功する確率が高くなるという世界の仕組み」だ。
それを信じているから、いまのところ特に不安にもおそわれず、不自由なく過ごしているのだと感じる。
(前略)
ですから、神よ
ただ祈るのではなく
力と決断と意志をのみ
われらは祈り求めるのです。
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- 感想投稿日 : 2009年1月21日
- 本棚登録日 : 2009年1月21日
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