今作は神去村の起源にまつわる言い伝えと、そこに暮らす人々の日常が書かれていた。
「自然と共に生き、その地に御座す神を信じ、敬う人々」
と書くと純粋な人達のように聞こえるが、神の存在を上手く利用したり、電卓を弾いたり、そこは何事も『なあなあ』で(笑)。
辛い出来事もあったけど、前を向いて生きていく。
強く、しなやかで、ときにファンタジー、ときに現実的な脳を持つ神去村の面々に、次に会えるのはいつだろう。
もう次作が待ち遠しい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年9月12日
- 読了日 : 2017年9月11日
- 本棚登録日 : 2017年9月11日
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