上下巻読了。
出だしから腹立たしい登場人物。
教師、しかも校長という立場にある者の浅ましい行い。「校長としての矜恃はないのか!」と。
この悪い人間との出会いは一人の女性教師が転落人生を歩く切っ掛けとなる。
それにしても松子さんのあまりにも不器用な生き方。出会った男達も悪かった。
高学歴でしかも眉目秀麗、才色兼備で幸せな人生を歩ける条件は揃っていたのに…。
甥が松子さんの死後、彼女の人生を辿りながら真実を知っていく。
タイトルの様な女性では無かった事を知り彼の今後の人生にも何等かの影響を与えてくれるかもしれない。何より松子さんの真の姿を知ってもらえ嬉しかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月20日
- 読了日 : 2024年1月20日
- 本棚登録日 : 2024年1月20日
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