文庫版 鉄鼠の檻 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2001年9月6日発売)
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本棚登録 : 7767
感想 : 623
4

本日、ようやく読了!
いや〜時間かかった!!
かれこれ4ヶ月ぐらい前から読み始めた気がするのですが…

前作「狂骨の夢」の時もそうでしたが、どんなに時間が掛かっても途中で止めさせない、本を開いて数ページ読めば物語の世界観に否応なく引きずり戻される感じがこのシリーズのすごいところだなと改めて感じました。
伏線の回収が見事なのも毎度ではありますが、今回も最後の数十ページで怒涛の回収が圧巻。

今回の作品は仏教、特に禅宗の知識があるとより楽しめると思います。
私はそっち方面には疎くほぼ何も知らない状態でしたが、京極堂をはじめとした登場人物達が分かりやすく解説しながら物語が進むため、知識0からのスタートでも十分に楽しめました。
また、今回は物語に最初の方からちょくちょく京極堂が登場していたのが個人的には嬉しいポイントでした 笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2020年8月11日
読了日 : 2020年8月11日
本棚登録日 : 2019年11月24日

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