災厄の町 (ハヤカワ・ミステリ文庫 2-12)

  • 早川書房 (1977年1月30日発売)
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本棚登録 : 179
感想 : 24
4

ライツヴィルシリーズの1作目。

【あらすじ】
エラリーが小説のネタを求めてやって来たライツヴィルの町。しかし、宿泊施設に空きはなく、代わりに「災厄の家」と呼ばれる一軒家を借りることになった。その家は町の開拓者の子孫が、娘の結婚のために用意したものだったが、結婚式前日に新郎が疾走して3年が経過していた。
やがて新郎が舞い戻り、家は改めて夫婦の新居となったが、不意に見つかった三通の手紙から、夫が妻を毒殺しようとしている疑惑が持ち上がる。

【感想】
最初の導入部かかなり長く、町や人々の特徴付けにページ数を割いているため、間延びする印象はある。手紙の内容を来れから起こる事と思ってしまう節もエラリーらしくないと思う。しかし、事件の過程や公判でののやり取りは読んでいて面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説(海外)
感想投稿日 : 2014年7月8日
読了日 : 2014年7月5日
本棚登録日 : 2014年7月5日

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