トリノの聖骸布や死海文書、ミステリーサークルなど、世界のミステリーや事件を33個取り上げて、なぜそれがミステリーとして現代まで伝承されているかに迫っている。
作者アラマタの博識ぶりを遺憾なく発揮して、本当の背景や曲解された原因を調べ上げてインチキも看破しているが、何でもかんでも証拠と科学的裏付けで証明しようとせず、本当にわからないものは真相がわかる日までミステリーとして残そうという心の余裕も感じられる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2014年4月20日
- 読了日 : 2014年4月20日
- 本棚登録日 : 2014年4月20日
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