これは素晴らしい映画だった。
脚本・(子役も含め)俳優さんの演技・背景のロシアの牧歌的な風景
どれをとってもすばらしい。こんな映画は私には逆立ちしても作れない。うちのめされました。
ただ、悪いのは「スターリン体制」だけ。
なぜ人間は同じことを何度も繰り返すのだろう。
スターリン時代は無実の人も大量に処刑されたと聞いている。本作のコトフ大佐はそれなりに悪いこともしていたみたいだけど。
主人公のドミトリさんはなんとなくキャラが西側的な気がする。
最後の自殺のシーンは、あれは大変意志力が必要な方法だと思う。
なぜ彼はあんな方法を選んだのだろうか。
・自分の愛する人を不幸にした自責の念から
・彼がある種の情報を握っていて、それを漏洩しなければ愛する人とその子供の罪が軽くなる
そんなことを感じました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画(組織の中で)
- 感想投稿日 : 2023年12月12日
- 読了日 : 2023年12月12日
- 本棚登録日 : 2023年12月10日
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