EUを新しい時代の一つの国家として捉えることから、その巨大な影響力について書かれた本です。
現在のギリシャ問題についてのカギがないかと思って読んだのですが、、、「ギリシャの加盟時に詐称したという噂が流れた・・・」という程度の触れ方でしたね。この時点ではそれ以上書けなかったってのは良くわかります。
一番衝撃的なのは、ロシアがEUへの加盟する可能性が高く、加盟した瞬間にEUが日本の隣国になるということでした。そうなったら、どうするんだろうか?経営者や政治家は、今から考えていかないといけません。
アメリカ、中国、EUの間で、等間隔の距離を置く外交が必要なわけですが、国際関係でバランスをとるのって日本人は下手ですからねぇ・・・。(汗)
現在の世界観を広げるには必読です。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月14日
- 本棚登録日 : 2018年10月14日
みんなの感想をみる