真澄屋の卑劣なやり口から桔梗屋を守るため、買い上げに名乗りを上げた幸。
しかし。桔梗屋の奉公人たちは格下の五鈴屋に吸収されたことに不満と不安を覚えており、なかなか進むべき道が定まらない。幸と六代目徳兵衛となった智蔵は道をひとつにすべく、思案を重ねていく。
幸の行く道は相変わらず、波乱万丈です。
だけど、今回は智ぼんさんが幸のそばにいてくれるので、茨の道という感じではなく、心穏やかに読み通せました。
……が。最後にはまた波乱の予感。治兵衛に戦国武将と例えられた幸の人生、まだまだ順風満帆とは行かない様子です。
そして、「え!」という終わり方なのに、次巻は『みをつくし料理帖』特別巻のためにいつものように半年後ではないとのこと。
『みをつくし料理帖』も嬉しいけど、続きも気になる〜!という複雑な心境です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年3月16日
- 読了日 : 2018年3月15日
- 本棚登録日 : 2018年2月24日
みんなの感想をみる