ダイバーシティと叫ばれる昨今、マイノリティといってもLGBTQのような誰もが知っているマイノリティから、本書のようなマイノリティのポピュレーションも多々ある。
共感することももちろん大事であるが、共感の押し売りに苦しめられる人たちもいる。自分のマイノリティの一部が常識によって苦しめられる。分からないなりに毎日をもがき今を生き抜いている人もいる。いろんなごちゃごちゃな21世紀の社会問題を映し出している本書。誰しも何かにおいて自分がマイノリティに感じることはあるのではないか。繋がりを持つことで生き抜くこともできる。そんなことを感じた一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
和書
- 感想投稿日 : 2022年1月3日
- 読了日 : 2022年1月3日
- 本棚登録日 : 2022年1月3日
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