ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)

  • 角川書店 (2006年3月10日発売)
3.67
  • (878)
  • (1199)
  • (2006)
  • (97)
  • (24)
本棚登録 : 10175
感想 : 680
3

 映画になったときに読んだ記憶がある。先の読めない展開でわくわくしたものだ。
 しかし、前作の天使と悪魔を読んだあとだと、若干地味に感じてしまう。タイトルこそはダヴィンチコードと、あのメジャーなダヴィンチとルーヴル美術館と華やかなんだけど、うん、いや、このヒロインが微妙。むかしの洋画の騒ぐ割に役に立たない系ヒロインすぎないか? やたら彼女が不憫。
 この題材で、このヒロインの扱いは意図したものなのだろうか? いやそうなんだろうけど、だとしたらずいぶんな皮肉だなぁと思ってしまう。うーん。

 あと、ラングドン教授、睡眠時間1時間で目を覚ましてからラストまでほぼ休憩がないんだけど、どんな50代だ。脳のひらめき落ちないのは凄すぎて、もしかして超人なのかなって思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・エッセイ
感想投稿日 : 2018年4月21日
読了日 : 2018年4月21日
本棚登録日 : 2018年4月16日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする