自分にとって、とても大切な小説であることは間違い無いだろう。今回は「星の王子さま」の名付け親でもある内藤濯先生の訳で読ませていただいた。
今までは他の人の訳で読んでいたから、何だか最初は変な気持ちだったけど、読み終わった最後は、この人の訳がいいと思った。この人が訳したことで、この本の真価が表れていると思った。
何度読み返しても、飽きがなく、ずっと心を温めてくれるこの本は、砂漠で見つけた湖のような、そんな潤いのある小説だと思う。
個人的には、キツネのやり取りが今回のベストだ。
絆を結ぶっていうのが、人を大切にするっていうのが、どういうことかを、本当に教えてくれていると思う。また、読みます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年12月5日
- 読了日 : 2022年12月5日
- 本棚登録日 : 2022年12月5日
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