別冊図書館戦争 1―図書館戦争シリーズ(5) (角川文庫 あ)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店 (2011年7月23日発売)
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本棚登録 : 19837
感想 : 1037
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でろっでろに甘かったなぁ〜!!
所々にニヤケながら楽しく読ませて頂きました。

ラブコメとシリアスが凄く良い塩梅で混ぜ合わされていて、考えさせられるところ、楽しめるところが両方にあったなと思った。

図書館、本、っていう枠を超えて育児だったり、恋愛だったり、そういった部分での問題提起もあったような気がする。

堂上や玄田のブチギレている所がすごくツボで、特に玄田はキャラとして上手くたちすぎてますね。控えめに言ってすごく好きです。ちなみに、個人的に一番好きなのはスナイパーの進藤さん。1冊の中に2シーンくらいしか毎回出てないんだけど、何故か存在感がある。ほんと、それこそスナイパーのように、ずっとずっと潜んでて、出てきた瞬間に一撃で心を撃ち抜かれてしまうような、そんなお人。カッコ良い。

最後の小牧さんとまりえちゃんの話、階段。彼女が大絶賛していたと言うだけあって読みましたが、良い。良い。良い。ニヤニヤとかそんなレベル超えて凄まじい顔で読み進めていたと思います。
いやぁ〜年上クール男子の余裕の無さはいいねぇ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月6日
読了日 : 2023年3月6日
本棚登録日 : 2023年3月6日

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