家畜人ヤプー (第1巻) (幻冬舎アウトロー文庫 O 36-1)

著者 :
  • 幻冬舎 (1999年8月25日発売)
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本棚登録 : 1389
感想 : 110
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3月20日、BOOKOFFで人を待ちながら次に読みたい本を物色?!していた所、地震警報が鳴り響き、あっという間に立っていられない程の揺れに、思わずしゃがみこんだ。
そんな私の脳天を直撃してきた本が、家畜人ヤプーであった。
いつかは手を出そうな予感がしていたこの作品に縁を感じて購入。

いやいやいや.....。そういう趣味嗜好は無いけれど、何という世界観なのか??
この時代にこんなものが書けるとは...。
婚約していた、クララと麟一郎の二人がポーリーンに出会うことにより、運命を変えられてしまう。
麟一郎が、人間の気持ちをクララに対する愛情を持ったままヤプーに改造されていく様が、不憫で可哀想で、自分がヤプー側の気持ちになっているのかと気づき何か凹んでしまった。
しかし、久しぶりに後味の悪さを思う存分感じた作品だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年3月25日
読了日 : 2021年3月25日
本棚登録日 : 2021年3月25日

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