『犯人を捕まえ、社会的な制裁を加えることに意味はない。何故なら、事件が起きた段階ですべてが終わっているからだ。
犯人を捕まえたところで事件以前の状態に戻すことができないのがなによりの証拠じゃないか。
重要なのは事件を未然に防ぐことで、それがかなわず事件が起きてしまったのなら、犯人捜しはただのゲームさ。だったら、事実から真実を導き出すまでの過程をゲームとして楽しもう。』
ミステリの存在論ですね。
このシリーズは好きだったんだけど、長編3作で終わりだなんて残念だ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2015年3月7日
- 読了日 : 2015年3月7日
- 本棚登録日 : 2013年5月14日
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