前半六話のややお堅いながらもユーモアがある語り口調から一変、後半からは感覚的、ポエティックなお話が連なります。
カタカナによるアクセントが目立ちますが、個人的には著者のひらがな使いがすきです。
十二景の中では甲乙つけ難いですが、各小話の最後のページ裏の白紙を見た途端に、すっ とこれまでの印象が消えていく感じがなんとも良いですね。
読書状況:積読
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年4月23日
- 本棚登録日 : 2022年4月23日
みんなの感想をみる