読み終えた後、「感動」という一つの言葉に収めきれなかった。自分の語彙力では表現しきれない複雑な感情だった。
みにくい鳥が最後は美しい星になって永遠の輝きを得た・・・という美しい見方と、辛辣ないじめを受け、自殺の道を選んだよだかの末路・・・という両方の捉え方が出来て、涙、涙。
この道しかなかったのだろうか。
いじめ、縦社会、弱肉強食・・・さまざまな捉え方が出来る。
印象的だったのは大犬座の言葉。「たかが鳥じゃないか」という台詞。
鳥の世界では大きな問題でも、周りから見ればどうでもいいような問題。よだかも星からすればただの一羽の鳥なんだなあ。もっとよだかが色々な世界を知っていれば「逃げ道」はあったのかもしれない。
いったいどんな気持ちでよだかの星は「今でもまだ燃えて」いるのだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年4月20日
- 読了日 : 2013年4月20日
- 本棚登録日 : 2013年4月20日
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