上下巻の感想
心に深く刻まれるいいお話だと思った。自殺者が、予想外の人物だった。正直騙されて少し悔しかった。それだけ、からくりが見事だった。
あすなといつかはそれぞれの理由で地元から離れた学校へ通う。
あすなの気持ちが自分と重なって泣けた。女子の友人関係は、何もかも皆と一緒にしていないといけない。それをしないと外される。それが嫌で仕方がなかった。それが彼女の苦しみだった。
誰かを探していく過程で、かけがえのない友人達に恵まれていくところは、感慨深いものだった。
「いつか」が心から好きなことにたどり着いた時、号泣した。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年2月18日
- 読了日 : 2024年2月17日
- 本棚登録日 : 2024年2月18日
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