特に恋愛において人間の陥りがちな歪んだ主観を浮き彫りにしている。
基本は主人公からみた世界を描くけれど、時々ひょっこり筆者が現れてきて、主人公に同情しそうな読者を、中立な視点に呼び戻すと同時に、そのズレに輪郭を与えながら話が進んでいく構成が面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
雑多
- 感想投稿日 : 2011年11月6日
- 読了日 : 2011年10月
- 本棚登録日 : 2011年11月6日
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