どちらかが彼女を殺した (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1999年5月14日発売)
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本棚登録 : 23227
感想 : 1804
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加賀恭一郎シリーズ第3弾。

「お兄ちゃん以外、誰も信じられなくなっちゃった」園子からの最後の電話だった。
兄:和泉康正は交通課警察官、刑事には内密に妹の無念を晴らしたい! 
園子の死の真相と、康正vs加賀も見せ場。

エンタメ作品は白黒ハッキリ派に所属している私には辛い結末。
BOOKOFF購入本で袋とじはオープンされてたが、チラ見もせずに我慢してたのに。なんでも、単行本の方が易しいらしい…文庫本はある一文が意図的に削除されているそうで。

東野圭吾先生、新たな試みだったのでしょう。解決サイトを探索して納得したところ。

園子の彼:佃潤一と、園子の親友:弓場佳世子と三角関係に陥り。。。この2人のどちらかが犯人、あるいは自殺⁈ という本書なんですが、読者の皆さん、一緒に推理しましょう!という試みの本なんざんす。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年2月4日
読了日 : 2023年2月4日
本棚登録日 : 2023年2月4日

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