【加賀恭一郎シリーズ6】5話短篇集。
どの話も途中から犯人が誰か察しがつく。
が、加賀がどのように追い詰めていくか、その心理戦と真相が面白かった。
長編のように、何層にも張り巡らされた伏線を回収していく重厚さはないのだけれど、東野圭吾氏なら、全ての話を長編にしようと思えば描けたであろう。もちろん!
それをサラッと「短編にも出来ますよ」という筆力を見せられた作品集。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年6月16日
- 読了日 : 2023年6月16日
- 本棚登録日 : 2023年6月16日
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