幻夜 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社 (2007年3月20日発売)
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感想 : 1567
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「白夜行」の第二部といわれている本書。もちろん単体でも成立している。

「あたしらは夜の道を行くしかない。たとえ周りは昼のように明るくても。それは偽りの昼」美冬の雅也へのセリフ。

2人が出会ったのは阪神大震災の悲惨な混乱の中。
二人三脚の人生が始まるように思っていたが。。。

わたしとしては「白夜行」のままで終了して欲しかった、と本書を読了してから思ったわけだけど。
本書があって良かったと思う読者も多いだろう。
読んで後悔はしなかった。
「白夜行」既読の方はぜひ‼︎

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年3月10日
読了日 : 2023年3月10日
本棚登録日 : 2023年3月10日

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