意外にも初読みの作家さんだった(自分では読んだことがあるような気がしていた)。
認知症とは無縁の生活を送っている人が読めば、本書は冗長に思えるかもしれない。
私には、この本の状況よりもっともっと悲惨だった部分と、この本の状況よりはかなり恵まれていた部分との両方がある。
本書の雅美の心情に共感した。
しかし雅美の方が、私よりよっぽど偉い。
稀に本書の和気医師のような無責任なことを言う医師っている。
本書では、この和気医師の発言に一番腹が立った。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説・物語 (時代小説はこちら)
- 感想投稿日 : 2022年4月1日
- 読了日 : 2022年4月1日
- 本棚登録日 : 2022年4月1日
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