空中庭園 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2005年7月8日発売)
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本棚登録 : 7038
感想 : 872
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購入以来9年ほど積読だった。

図書館の本には返却期限があるからどんどん読むが、本書のように購入した本はついつい積読状態になってしまう。

昨日だけたまたま図書館の本が手元に無かった。
活字中毒者としては、そういう時は家に有る積読本解消の好機。

本書は当時ほんの数ページだけ読んで、なんとなく好きになれずに放置したもの…のはず。

しかし今回は一気に読み終えることができた。
あんまり気持ちの良い内容ではないのだが…。

ただ不思議なことに、きっと他の読者なら、また9年前の自分なら、あまり琴線に触れることが無さそうな祖母の章が、なんだか良かった。

本書の解説で石田衣良氏が、直木賞受賞作の『対岸の彼女』と本書を読み比べて欲しいと書いているので、まだ読んでいない『対岸の彼女』を読んでみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説・物語 (時代小説はこちら)
感想投稿日 : 2019年11月1日
読了日 : 2019年11月1日
本棚登録日 : 2019年11月1日

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