小説 ほしのこえ (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2016年11月17日発売)
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本棚登録 : 669
感想 : 27
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人の想いは距離を、時間を超えることはできるか?
このテーマは、新海誠氏の「秒速5センチメートル」や「君の名は」といった他の作品にも通じるテーマで、その原点みたいな作品。
そもそも「ほしのこえ」はほとんどひとりで制作したアニメ作品。当時は信じられない。そう思わせるクオリティだった。
アニメは30分程度。多くは語られない。そして、この小説はそれを埋める役割をもち、後日譚やその他の事実が明らかになる。
これをすっきりと感じるか、野暮と感じるかは人によって異なるけれども。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2024年3月14日
読了日 : 2022年8月28日
本棚登録日 : 2022年8月28日

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