残像に口紅を (中公文庫 つ 6-14)

著者 :
  • 中央公論新社 (1995年4月18日発売)
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感想 : 724
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この世から少しずつ文字が減っていく実験的小説。
「あ」が消えれば「あなた」と呼べなくなり、「ねえ」なんて声を掛けることになる。
言葉を制限されても物語を紡いでいける、作家の技量に感嘆する。
「XXが使えないからこの表現なのかな?」と推測するのも楽しかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2022年9月26日
読了日 : 2022年9月26日
本棚登録日 : 2022年9月26日

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