クリスマス・キャロル (光文社古典新訳文庫)

  • 光文社 (2006年11月9日発売)
3.64
  • (66)
  • (92)
  • (131)
  • (15)
  • (5)
本棚登録 : 852
感想 : 119
3

言わずと知れた名作。守銭奴と言われるスクルージに、7年前に死んだはずの同僚マーリーの亡霊が現れ、「夜中の1時に3人の精霊がやってくるから会うように」と言われる。一人ずつやってくる精霊に連れまわされるうち、スクルージに変化が•••
昔に読んだものより遥かに読み応えがあるように感じた。翻訳のせいだろうか。これでもかと重ねてくる表現や形容には舌を巻く。また解説とあとがきを記す訳者の池央耿さんの知識の深さや広さに脱帽した。キリスト教やイギリスの風習など、勉強になる物が多く、もう少し深く読み返したい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文庫本
感想投稿日 : 2022年12月13日
読了日 : 2022年12月13日
本棚登録日 : 2022年11月2日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする