DEATH NOTE (7) (ジャンプ・コミックス)

  • 集英社 (2005年7月4日発売)
3.52
  • (442)
  • (285)
  • (1457)
  • (10)
  • (4)
本棚登録 : 4703
感想 : 215
5

【零】
 7巻なので基本構造は割愛。
 タイトルが今まで漢字二文字だったのが「零」と一文字に。
 変革の巻。

 物語が大きく変動した巻。
 読者たちの多くが、漠然とこうなるであろうゴールは見えていたけれど、その過程まで看破できなかったあたりじゃないかと。
 本格推理のカタルシス。
 
 所謂「新章」に入った感じ。
 構造が複雑化して、舞台も世界に広がるようだ。
 デスノートの構造を読者がある程度理解したことを見越して、より複雑によりダイナミックに。
 世界が広がると、大味になりがちだけど、この作品なら多分平気であろう。

 デスノートの解説から派生した疑問。
 〇〇正一 と 書いて・・・規定時間以内に一本戦を加えて、〇〇正二にした場合はどうなるんだろう。
 正一と正二が双子で、顔はほぼ一緒であった場合死ぬのはどちらだ?
 また死後書き加え、それを第三者に発見されてしまうことで、死んだのが正一ではなく正二で、正一は生きていると誤認させることは可能か。
 キラもこの手の実験を山ほど繰り返したんだろうな。
 今後、このパターンは出てくるかな・・・。
 世界が舞台になったら出にくいか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年10月20日
読了日 : 2020年10月20日
本棚登録日 : 2020年10月20日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする