【零】
7巻なので基本構造は割愛。
タイトルが今まで漢字二文字だったのが「零」と一文字に。
変革の巻。
物語が大きく変動した巻。
読者たちの多くが、漠然とこうなるであろうゴールは見えていたけれど、その過程まで看破できなかったあたりじゃないかと。
本格推理のカタルシス。
所謂「新章」に入った感じ。
構造が複雑化して、舞台も世界に広がるようだ。
デスノートの構造を読者がある程度理解したことを見越して、より複雑によりダイナミックに。
世界が広がると、大味になりがちだけど、この作品なら多分平気であろう。
デスノートの解説から派生した疑問。
〇〇正一 と 書いて・・・規定時間以内に一本戦を加えて、〇〇正二にした場合はどうなるんだろう。
正一と正二が双子で、顔はほぼ一緒であった場合死ぬのはどちらだ?
また死後書き加え、それを第三者に発見されてしまうことで、死んだのが正一ではなく正二で、正一は生きていると誤認させることは可能か。
キラもこの手の実験を山ほど繰り返したんだろうな。
今後、このパターンは出てくるかな・・・。
世界が舞台になったら出にくいか。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年10月20日
- 読了日 : 2020年10月20日
- 本棚登録日 : 2020年10月20日
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