Dシリーズが青春小説としての側面を持ち合わせていた、過渡期の作品。未だ根強いファンがいる、名作です。<BR>
ヒロインの凄惨な過去、そしてそれを助けるDの真意、そうした思いがラストシーンの読後に余韻となって響く展開。決してお涙頂戴にしないところに、菊池秀行のエンタテインメント作家としての姿勢を感じることが出来る傑作。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
ジュヴナイル・ノベル
- 感想投稿日 : 2007年3月17日
- 本棚登録日 : 2007年3月17日
みんなの感想をみる