これは桜庭一樹さんお勧めの本だったので、気になって読んで
みました。
海外物は苦手ですが、これは登場人物も多くなくて読みやすかったです。主人公のミランダが15歳と言う事で、何かと痛々しい心理描写に結構惹かれて読みました。
15歳なんて遠い昔だけど、15歳ってこんな感じかも~と思いつつ。
お腹に詰め物をして妊婦のふりをする少女。
タイトルも不穏だし、一体どうなってしまうんだ~!と思いながら
読んだのですが、思ったほど悲惨な結末ではなく、救いのある
ラストが良かったです。
途中からは赤ちゃんの誘拐事件も絡んできて、サスペンスっぽく
なって一気に読ませます。
桜庭さんがお好きだっていうのは納得でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年9月30日
- 読了日 : 2013年9月13日
- 本棚登録日 : 2013年9月17日
みんなの感想をみる