このシリーズは奇跡とされていることを解明するのがメインなので、本当に奇跡としか判断できないことになったら物語そのものが終わってしまうんだろうと思うのです。
なので、今回も奇跡といわれる事象には何らかの理由や人為的な何かがなければいけないのはわかりますが……。
まさかの、集団催眠ですか。
宗教的な集団催眠ではなく、村一つという規模もすごいけれど、すべての村民が同じような催眠にかけられるのではなく、アントニウスはじめ、特定の人には個別の催眠をかける。それを一人の老婦人がやってのける。……無茶苦茶すぎやしませんか。
そんな事が本当にできるなら、それこそがもう奇跡の人ではないか、とか思いますが。
何やら肩書もすごい老婦人でしたが、今後も出てくるのでしょうね。主人公二人はどう決着をつけるのか、気になるところです。
腐女子向けなのか、主人公二人がどうにもBLくさいとずっと思ってたのですが、今回、平賀の濡れたままになっている服を当然のようにロベルトが洗濯したのを見て、「あれ、オカン的な存在だったっけ」と考えを改めたところです(笑)
読書状況:読み終わった
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作家名 は行
- 感想投稿日 : 2016年1月30日
- 読了日 : 2013年11月27日
- 本棚登録日 : 2015年11月30日
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