いつかの芥川賞受賞作品。代表作含めて4つの短編どれもが、溢れて零れ出しなそうな程の饒舌具合で、キッチュな印象。「背負い水」の主人公は、実はとても女性らしいのだろうに、心の止まり木を定められなくてあっちこっちふら付きながら倒錯していく。何故だかとても共感が出来てしまった。
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- 感想投稿日 : 2007年7月22日
- 本棚登録日 : 2007年7月22日
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