作者不詳: ミステリ作家の読む本 (講談社ノベルス ミG- 2)

著者 :
  • 講談社 (2002年8月1日発売)
3.69
  • (29)
  • (30)
  • (40)
  • (10)
  • (1)
本棚登録 : 206
感想 : 48
4

奇妙な古書店で手に入れた曰くつきのミステリ同人誌には怪異が宿っていた。見世物小屋から消えた赤ん坊/残酷で屈折した高校生らが鏖殺された事件の恐るべき記録ノート/無惨に切断された首が招く無人島の殺戮。本格に徹した幾多の謎に現実は絡めとられ、身の毛もよだつ終幕が襲う。気宇壮大なミステリ曼陀羅。(裏表紙)

贅沢なミステリ短編集にしてホラーな一冊。
ミステリとしては『朱雀の化け物』が好きなのですが、グロいのがちょっと…。
お話の先が気になってミステリ部分を飛ばし飛ばしにしてしまったのは勿体なかったなぁと後悔しきり。
表紙に仕掛けがあるとのことなので、いつか新刊に近い状態のものを見つけたいと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2018年10月22日
読了日 : 2018年10月22日
本棚登録日 : 2018年10月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする