上巻もそうだったが、複数の話が時系列的に同時進行していて、本巻では後半でつながっていく。
しかしここに出てくる企業や銀行は、いずれもどうしようもない。現実はどうか分からないが、本巻に出ている菓子メーカーのモデルとされている企業は、ゴルフ場事業の失敗が引き金となって民事再生法の適用を受けている。したがってフィクションは入っていながら、実際との差は小さいのだろう。
この巻でも企業買収などについての専門用語および解説が出てくるので大いに参考になる。
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- 感想投稿日 : 2022年2月21日
- 読了日 : 2022年2月21日
- 本棚登録日 : 2022年2月21日
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