<目次>
略
<内容>
1979年発行の本の復刻版(表記は新潮文庫だが、実際は復刻版のハードカバーを読んだ)。自分は初版の出版時に読んだ記憶がある。こうした旅に憧れたものだ。今から40年以上前の、JRがまだ国鉄時代のものなので、懐かしさもかなりある。また昭和の時代の話なので、地方はまだまだ古き良き時代であったようだ。
宮脇氏は、鉄道を意識しつつも、地方の様子を見たり聞いたりしたことも克明に記すし、車内の人々の様子も、途中下車した駅の人々(駅員を含む)も牧歌的に描いている。巻末には、この時の取材ノートが見つかり、それを原武史氏が注と解説をしたものが出版されたとの広告が載っており(この復刻版は2008年刊)、どこかで目を通したいものだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
旅
- 感想投稿日 : 2022年9月21日
- 読了日 : 2022年9月21日
- 本棚登録日 : 2022年9月18日
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