都会の鳥の生態学-カラス、ツバメ、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰 (中公新書 2759)

著者 :
  • 中央公論新社 (2023年6月21日発売)
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<目次>
第1章  人と鳥のソーシャルディスタンス
第2章  ツバメの「栄枯盛衰」
第3章  人類に随伴するスズメ
第4章  水鳥たちの楽園、「都市の水域」
第5章  都市生態系の頂点「カラス」
第6章  カラスと猛禽

<内容>
もう傘寿になられた唐沢先生の本。都会にいる鳥について、2000年代後半あたりからのデータを基に詳述されている。そして意外な話が多々載っている。ツバメやスズメの様子。最近はカワセミはもちろん、猛禽類(オオタカ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、フクロウ類)も都市の庭園や高層ビルに営巣していること。これは見てみたい。カラスが減っていることも驚きだ。でもその分、自分の住んでいるあたりに移住しているのかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自然科学
感想投稿日 : 2023年6月27日
読了日 : 2023年6月27日
本棚登録日 : 2023年5月24日

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