2巻の終わりで三体世界からの地球侵略を抑止したわけですが、その後の世界が描かれています。
平和でしたで終わるわけもなく、ちょっと前に遡って、面壁計画の他に三体世界にスパイを送りこむ計画の話があって、ここの伏線が下巻にも繋がっていくようです。あと、地球侵略の抑止に成功した人物は執剣者と呼ばれていて、この代替わりに際して事件が発生する話があります。
危機紀元(西暦の後)の話は、現代とそう変わらない常識で読めるのですが、その先の世界の話は、人類が宇宙に普通に出られているので、想像力を逞しくして読まないといけませんね。暗黒森林によって、地球文明、三体文明の他にも、なんらかの文明が存在していることがわかったわけですが、まだ上巻ではその辺は明らかになってません。話を広げてくるのかどうか楽しみです。
下巻に続く。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年10月2日
- 読了日 : 2021年10月2日
- 本棚登録日 : 2021年9月16日
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