自分はバカかもしれないと思ったときに読む本 (河出文庫 た 36-1)

著者 :
  • 河出書房新社 (2015年5月11日発売)
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本棚登録 : 462
感想 : 29
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タイトルが気になって借りてみた。
予想以上に面白い。自分のためになった。
バカは他者イメージから作られることが多い。
一度そのイメージで見られると、自己イメージを保つことが難しくなるし、覆すのは困難だ。
バカをこじらせない方法が書いてある。

まわりからどう思われてるかっていうのが決定的なんです。まわりからバカだと思われてると、人間っていうのはバカになっちゃう。這い上がれないんですよ。抜け出せないんですよ。ホントに不思議なことなんですけど、他者からのイメージによって自己イメージがゆがめられちゃうんですよね。(P28)
→CLAMPの「ホリック」の双子のドジな女の子の、本人は変わりたいと思って行動しても、周りの「〇〇ちゃんは、ドジだから」という言葉の糸に絡めとら、縛られるシーンを思い出した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 図書館リスト。
感想投稿日 : 2020年6月2日
読了日 : 2020年6月2日
本棚登録日 : 2020年6月2日

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