大坂天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。大火で消失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく。料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す……。
(2009年)
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年9月25日
- 読了日 : 2014年4月4日
- 本棚登録日 : 2014年3月28日
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