七夜物語(上)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2012年5月18日発売)
3.74
  • (87)
  • (117)
  • (129)
  • (20)
  • (4)
本棚登録 : 1253
感想 : 168
4

非常にドギマギするさよと仄田くんの冒険。
夜の世界はとても怖い。
それなのに二人は五つめの夜の世界に軽やかに飛び込んでいく。
すごいなぁ‥、がんばれ!
無事に帰ってくるんだよ!ということで下巻につづく。

最初はワガママな子に思えた仄田くんのことが少しずつ好きになってきた。
いろんな気持ちが心の中に隠されているんだよなぁ、なんて当たり前のことをしみじみと考えてしまう。
さよのお母さんとお父さんのこともとても気になる。
「また、会おう」の約束が果たされますように。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年7月30日
読了日 : 2012年7月30日
本棚登録日 : 2012年7月30日

みんなの感想をみる

コメント 8件

まろんさんのコメント
2012/07/31

素敵な本ですよね!大好きです♪

ダメダメだった仄田くんの成長ぶりとか
夜の世界に飛び込む準備に、ふたりが子どもらしい知恵を絞るところとか
微笑ましくて、思わず「がんばるのよ♪」と応援しながら読んでいました。

個人的には、さよのお父さんがかなり好きな私です(*^_^*)

takanatsuさんのコメント
2012/08/01

「ダメダメだった仄田くんの成長ぶりとか」
今、下巻のちょうど真ん中辺りなのですが、仄田くんの変わりようはすごいですね!
最初はいちいち文句をつけてたのに、今ではさよを引っ張って行ってくれる場面もちらほら…。
本当に同じ子かと疑ってしまうほどです。
「個人的には、さよのお父さんがかなり好きな私です(*^_^*) 」
私もです♪お母さんも好きです。
さよは二人のいいところを受け継いでいるなぁと思います。
短い会話だけの登場ですが、仄田くんのお父さんもなかなか素敵だなと思っています。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/08/01

ネズミさんが主人公の話は名作が多いですよね。
「冒険者たち」「川の光」「ミス・ビアンカシリーズ」「トンデモネズミ大活躍」「ねずみ女房」等々
この「七夜物語」は文庫待ち、聞くところによると酒井駒子のイラストがとっても小さいとか、、、残念なコトです。
早く読みたいなぁ~

takanatsuさんのコメント
2012/08/02

「ネズミさんが主人公の話は名作が多いですよね。」
同感ですが…、このお話はネズミが主人公ではないような?ネズミって表紙のグリクレルのことでしょうか?
「聞くところによると酒井駒子のイラストがとっても小さいとか、、、」
ページの左下に、一瞬パラパラ漫画かと思ってしまうサイズのイラストがあります。
小さくても素敵な絵だということは分かりますが、確かに残念なサイズです。

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/08/03

「ネズミって表紙のグリクレルの」
そう言う名前が付いているんだ、ネズミさんの方が目立っていたので、、、でも脇役なんですね。
「一瞬パラパラ漫画かと思ってしまう」
んー何故小さくしているのでしょうね?、作者の要望かなぁ?

takanatsuさんのコメント
2012/08/03

「でも脇役なんですね。」
主人公ではないですが、かなり重要な役どころです。
「作者の要望かなぁ? 」
数が多いので、大きくするとページ数が増えすぎてしまうとかそういう理由かなぁと思っていました。
でも巻数を増やすという手もありますよね。
どうしてなんでしょうか…?

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/08/03

「数が多いので、大きくするとページ数が」
新聞連載だから、毎回イラストがあった訳だ。大きくして数を減らすか、全部載せて小さくするか?と問われれば、、、全部見たいですよね。

takanatsuさんのコメント
2012/08/03

「全部見たいですよね」
はい。もちろん全部見たいです。
新聞連載時はどのくらいのサイズだったのでしょうか?

ツイートする