メインテーマは殺人 ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2019年9月27日発売)
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本棚登録 : 429
感想 : 59
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著者であるアンソニー・ホロヴィッツ自身が作中の登場人物=語り手となり、シャーロックホームズ物のワトソンの役割を果たしている英国ミステリ。散りばめられた手掛かりの見事さ、ワトソンに比肩する無能っぷり(失礼!あくまで推理上のこと)は、ホームズファンにも堪らない。主人公となるホーソーンは有能なんだが、これもホームズを思わせる偏屈ぶり。今後のシリーズで、もっと人物像に厚みが出て魅力が出るのかな。濃厚な読書だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自分_小説
感想投稿日 : 2020年3月11日
読了日 : 2020年3月11日
本棚登録日 : 2020年3月8日

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