2016 長谷川慶太郎の大局を読む

  • 徳間書店 (2015年9月16日発売)
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感想 : 5
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東アジアで起こる激動の正体…中国崩壊や日経平均株価の予測で疑問なところもあるけど、マクロ的視点での中長期に及ぶ分析は面白い。
世界経済を引っ張るアメリカ…ドナルド・トランプの予測は外れたけど、アメリカの利上げは当たりそう。
「日本買い」はオリンピックまで続く…国内問題はお先真っ暗なものばかりで気分が落ち込む。
ドイツ「第四帝国」はユーロの嫌われ者…イタリアといえば悪名高い脱税だが今は憲兵が取り締まりをして成果を上げているとは知らなかった。ドイツが平和的にユーロを支配しているのはベンツとかBMWのお陰なのかな。
ますます深刻化するBRICS経済…ブラジルが資源国でかなり深刻な状況で、ロシアがまだ完全には資本主義とは言えないとは初めて知った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国際問題、国際関係
感想投稿日 : 2016年6月1日
読了日 : 2016年6月1日
本棚登録日 : 2016年5月29日

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