SRO (2) (中公文庫 と 26-10)

著者 :
  • 中央公論新社 (2011年1月22日発売)
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強く死を願う患者の前に現れて、その願いを叶えてくれる―栃木県・下野東方病院関係者の間でささやかれる「死の天使」の噂。担当患者が亡くなった責任を取らされ、退職を強要された看護師からの投書を調べるうちに、新九郎たちSROは奇妙なことに気付く。新時代警察小説、待望のシリーズ第二弾。文庫書き下ろし。 今回は倒叙物です。本文中で「刑事コロンボ」に言及しているのは目配せでしょうか。ついでに「相棒」や「太陽にほえろ!」まで出てきます。犯行の動機がポイント。SROの捜査の方法は前作以上に無謀で、唖然とさせられます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本のミステリ
感想投稿日 : 2011年1月30日
読了日 : 2011年1月29日
本棚登録日 : 2011年1月30日

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